【報告】劇場版名探偵コナン『ハイウェイの堕天使』聖地めぐり in 横浜──

📘特別企画

⚠️※注意※
本記事では、劇場版『ハイウェイの堕天使』のストーリー展開に触れています。
これから映画を観る予定の方は、鑑賞後に読んでいただくのをおすすめします。

はじめに

劇場版名探偵コナン『ハイウェイの堕天使』が公開されて、しばらく経ちました。皆さんはもうご覧になりましたか?


今回の映画、個人的に一番印象に残ったのが、「風の女神」こと萩原千速の存在感でした。公開前はそこまで詳しく知らないキャラクターだったのですが、いざ映画を観てみると、その活躍ぶりに気づけばすっかりファンになっていました。


思い返せば、『ゼロの執行人』を観て安室さんのファンになったときと、感覚がよく似ています。「この人、こんなにかっこよかったの?」という、あの不意打ちをくらう感じ。コナンの劇場版は毎回そういう出会いがあるから、何度観ても飽きないんですよね。


映画の舞台は横浜を中心とした神奈川県。せっかくなので公開後に現地を歩いて、作中に登場した場所をいくつか巡ってきました。スクリーンで見た景色が目の前に広がる瞬間は、何度経験しても少し特別な気持ちになります。


この記事では、そんな聖地巡礼の記録をまとめています。

けやき通り西口交差点

聖地巡礼の最初の目的地は、みなとみらいのけやき通り西口交差点。
映画の冒頭、コナンたちが乗った車の上を飛び越えるように現れた謎の黒いバイク。それを追いかけていたのが、神奈川県警交通機動隊の萩原千速でした。激しいカーチェイスの末、交差点にいた女の子を救出するために千速のバイクは大破。黒いバイクはそのまま逃走してしまう――映画序盤の緊張感が一気に高まる、印象的なシーンの舞台です。

そしてこのシーンから、青山先生の原画によるオープニングへと繋がっていく流れが最高で、映画館でテンションが一気にぶち上がりました。コナン映画のオープニング、毎回期待しているんですが、今回は特に「来た!」という感覚が強かったです。


実際に交差点に立ってみると、首都高みなとみらい出入口に隣接した、車の往来が多い場所。あのスピード感のある追走劇が、まさにここで繰り広げられたのかと思うと、なんとも不思議な感覚でした。

遠くから撮影した写真がこちら。
映画の中では一瞬だけ映るシーンもあって、大破した千速のバイクを目にした通行人が思わず大声をあげる場面が印象的でした。

コットンハーバー付近

今回の事件の核心にあるのは、2年前に起きた不可解なバイク事故です。更生したと思われていた不良青年が、白バイの追跡から逃げる途中、カーブを曲がりきれずに死亡。さらに追いかけていた白バイ隊員まで怪我を負ってしまった――物語全体の背景に重くのしかかる、重要なシーンです。


実際に現地を歩いてみると、映画に登場したのとまったく同じ場所というわけではなく、この付近のカーブと別の場所を合成して作られているような印象でした。聖地巡礼あるあるではありますが、「ここがベースになっているんだな」と想像しながら歩くのもまた楽しいものです。

山手隧道と本町商店街

続いて向かったのは、元町エリア。山手隧道(やまてずいどう)と元町商店街は、コナンが世良のバイクに2人乗りしながらルシファーの追跡から逃げるシーンで登場しましたね。


実際に歩いてみると、山手隧道のレトロなたたずまいと元町商店街の華やかな雰囲気が隣り合っていて、独特の空気感のある場所でした。こんなに人通りの多い場所で激しいバイクチェイスを繰り広げていたかと思うと……ルシファーのバイク乗り、完全に正気じゃないですね。

コナンたちが一時避難した建物は特定できませんでしたが、街並み自体は映画そのままで、歩いているだけで自然とあのシーンが頭に浮かんでくるようでした。

写真に映る横浜銀行の1Fでは横浜市主催のスタンプラリー会場になっていますので、歩きながらスタンプが押せるのもいいですね。

横浜ベイブリッジ

最後に向かったのは、ラストシーンの舞台となった横浜ベイブリッジ。千速さんが覚醒する、映画最大の見せ場です。


歩きでの訪問だったので遠くからの撮影になりましたが、実際に目の前にすると改めてそのスケールに圧倒されました。こんな場所であんなことをやっていたのかと思うと、ただただ凄すぎる。コナンの提案がいかに突拍子もないものだったか、現地に立つとリアルに伝わってきます。そりゃ不安にもなりますよね。


しかし亡くなった弟の言葉の続きを知り、千速さんは覚醒。「しっかり捕まっていろ、少年!!」「死んでも、恨むなよ〜〜!!」と叫びながらベイブリッジを爆走するあのシーンは、興奮しながら泣きました。


公開前はほとんど知らないキャラクターだったのに、映画を観終わったときには完全にファンになっていました。千速さん、かっこよすぎです。

まとめ

劇場版 名探偵コナン ハイウェイの堕天使 の聖地、横浜 を実際に歩いて巡ってみました。
映画の中で印象的だった場所や、“あのシーンを思わせる風景”を辿りながら街を歩いていると、スクリーンの中の世界が少しずつ現実と重なっていくような感覚がありました。

撮りそびれてしまった場所や、現在の街並みとの違いから作品と完全には一致しない部分もあったかもしれません。
それでも、「ここってあの場面っぽい」「この景色、映画の空気感そのままだ」と感じられる瞬間がたくさんあり、非常に面白いツアーになりました。

実際にその場所を歩いてみると、ただ映画を観るだけでは味わえない、“体験としての物語”の楽しみ方が見えてきます。
キャラクターたちが見ていた景色や街の空気を、自分の感覚で追体験できるのは、聖地巡礼ならではの魅力だと思います。

「物語の余白会」では、そうした“読んで・感じて・体験する”ことを大切にしています。
作品について語り合うだけでなく、その背景や空気感、自分が受け取った感情まで含めて味わえるような場を目指しています。

今回のような映画をきっかけにした街歩き企画はもちろん、短編小説をじっくり読む読書会や、好きなマンガを紹介し合う企画なども今後開催予定です。
新しい作品や価値観に出会いたい方、物語をもっと深く楽しみたい方、普段あまり本を読まないけれど何かきっかけが欲しい方も大歓迎です。

コナン好きの方も、映画をきっかけに読書や物語の世界に触れてみたい方も、ぜひお気軽にご参加ください。


読むたび、語るたび、世界がちょっと広がる。
そんな時間を一緒に楽しめたら嬉しいです。

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